自動車は再び回帰する

工業化により大量生産が可能になったことで車は大衆向けとなった。そして今、車は再び嗜好品の地位へと舞い戻ろうとしている。 なにもこれは車に限った話ではない。当面の間は、通信機器および消耗品以外は嗜好品となりえる。これはどういうことか。 車の話…

考える子供、考えられない大人

今の子供、若者が定年前後の世代に批判されているのをよく目にする。 子供なら読解力の低下だの、少年犯罪だの、批判を受けているのをみる。一方で若者は、仕事で使えないだの、消費しないだの、貯金しないだの、国政に無関心だの批判を見る。 また若者は若…

鎮魂という言葉の真意

友人が神戸の夜景の写真をSNSにあげていたのを見て、神戸ルミナリエを思い出した。神戸ルミナリエは鎮魂のために行われているという事実を知らない人もいるのではないか?神戸ルミナリエは鎮魂のイベントである。 では、鎮魂とは何か。鎮魂の意味を調べると…

この1300万が暮らす都市で生きるということ

電車に乗っている時にふと思うことがある。 今、自分が電車で座っているとしよう。目の前にも誰かしら座っているだろう。その人はどこに住んでいるのだろうか。どこでなにを普段しているのだろうか。思うところ果てしない。僕たちは東京という都市から見れば…

八方美人という不幸

書きたい内容はタイトル通りです。はい。 八方美人ってすごくないですか?僕は絶対に無理ですよ。なんで全ての人と均等に関係作れるんですかね。 僕は恐らく八方美人とは対極に位置していると思います。僕は無数の人と出会ってきました。そして、初対面であ…

カエルはいるのか

カエルというのは例えである。人間の成熟段階をカエルの受精卵、オタマジャクシ、カエルなどと比喩しているのみである。僕の中でカエルは人間が成った状態であり、そこで成長は終わる。友人と話していた時に宗教の話となった。僕はその際、カエルはいないと…