この1300万が暮らす都市で生きるということ

電車に乗っている時にふと思うことがある。

今、自分が電車で座っているとしよう。目の前にも誰かしら座っているだろう。その人はどこに住んでいるのだろうか。どこでなにを普段しているのだろうか。思うところ果てしない。僕たちは東京という都市から見れば1300万分の1に過ぎない。果てしなく小さいであろう。ただ、僕はその1300万分の1の存在でもキチンと思考して日々過ごしていることに感動する。逆に言えばそれらが1300万集まったらそれは果てしないエネルギーであるのだろうと思う。もし、これらが全て社会を少しでも良くしようとして過ごしたら世界中がビックリするようなエネルギーになるし、凄まじい勢いで全てが変貌していく気がする。

と思いながら日々僕は過ごしている。

昨日より今日だ。今日より明日。より良い未来を描いて毎日生きていくのみ。

この目が光を失わぬうちに世界は七色に輝いて見えるのだろうか。